向かい風の向こう側

忘れないように 誰かの心にずっと住めるように 一生懸命あがいてやろうと思います

日本向けミニアルバムを買わないと決めた日

書こうかどうしようかとても迷って

いました。わざわざ記事にすることか

という気持ちもまだあります。

でも、1週間ぐらい前に久々に

EXCLUSIVEを見直していて、

どうしても心に沸いたモヤモヤを

払拭できなくなってしまって…。

 



 

 

今日、MarieClaire Koreaの物凄く素敵な

SHINeeのインタビューを読んで

(このインタビューを読んで感じた事は

また改めてきちんと記事にしたいなと

思っています。)

オニュが「Don't Call Me」のカムバ期で

印象に残ったお仕事の1つに、

EXCLUSIVEでのキム・ヒョンソクさんとの

音楽をテーマに交わしたインタビューが

とても良かったと言っていたのを読んで

私にとってもこのEXCLUSIVEは

宝物のように大切にして、幾度も

見直したり聞き直すコンテンツだから

そんなコンテンツを通して感じた気持ちは

例えどんなものであれきちんと言葉で

残しておきたいと思ったので、書いて

おこうと思います。

 

 

 

その前に、EXCLUSIVEという

コンテンツと、ここでメンバーが語った

話自体はとても胸打たれる、心に深く

入ってくるものであることに、変わりは

ありません。

(過去に私が書いた記事☟)

 

ただ、今回は、また違った意味で

とても心に刺さるものがありました。

 

 

 

7月28日に発売される、

SHINeeの日本盤ミニアルバム

「SUPERSTAR」

全形態、Amazonで予約して

いたのですが、全てキャンセル

することにしました。

日本ミーグリ中止に対する

不買の意思、ではありません。

全く関係がないというわけでは

ないけれど。でも、今回は

CDという形態での購入は

取りやめることにしました。

 

 

↑ではりつけたブログ記事で書いた通り

私は、アーティストの音楽や映像、

アートワーク、インタビューで

 

🌟インスピレーションを

与えてくれるもの

 

🌟生き方に刺激をくれるもの

 

🌟ただただ心を奪われるもの

 

というカテゴリに該当するものは

宝物のように大切にして、幾度も

見直したり聞き直す癖があります。

EXCLUSIVEもその1つで、この間

久しぶりに見直してみたくなって

韓国語の勉強も兼ねて韓国語を

訳しながら見返していたんです。

 

こういうインタビューの時、

私はキーくんが語る言葉に本当に

感心させられることが多くて、

割と意識して聞くようにしていて。

そんな中で、キーくんがこんな話を

していたんです。

※意訳ですが、大筋で話していた事に

ズレが生じていないか、色々と調べて

確認して書いています。

 

 

"僕が選択すること"

"その選択をしたことが、果たして

人々にとっては、僕が洗練された選択を

すると感じられるかな?"

そういうのも悩まなければならない

時代がきたので、こういう

インタビューをするのもそうだし、

小さなこと…仕事も、僕たちが…沢山の

コミュニケーションを通して仕事を

選択していて。それが楽曲だけでなく

「これはもう僕たちが選択している」

ということをみんなが知りうる時代に

なったので、もっと気をつけてもっと

僕たちらしいことをしないと

いけないし、いくら有名な番組に出て

一言も発言できないよりは、僕たちが

面白いこと、僕たちがよく見えるものを

中心に選んで賢明に出よう。そんな

ターニングポイントになったと

思います。「Don't Call Me」という曲を

基点に。

 

 

 

キーくん個人としての発言では

あるのだけど、「僕たちは」と

言っているので、SHINeeとして

という意味合いもあるんだと

思って何度も行ったりきたり

参考書とか複数の翻訳ソフト

見ながら解読しました。

 

<どんな小さな些細なお仕事1つ

とっても沢山コミュニケーション

して選んでいる>

それは、メンバー間でも対スタッフ

でもあるんだろうけど、もしこの

コミュニケーションの中に、あの

日本ミーグリも含まれていたなら

どれ位の粒度で詳細が共有され、

どんなコミュニケーションが

されていたんだろう?もっと言えば

日本向けのアルバム関連事、

韓国カムバからテミン入隊前までの

日本向けの活動全般に対して

どれ位の頻度と粒度と深度で

コミュニケーションがされていた

んだろう?

 

 

私は、ananが発売された時に

anan編集部が公開した表紙撮影時の

エピソードを読んで、読めば読むほど

混乱したんです。あの当時は、

日本ミーグリ中止が発表されて

間もない頃で、ミーグリ中止とこの

エピソードで語られるメンバーの

発言や姿勢にあまりに乖離するものを

感じたのもあって。

でも改めてこの時のエピソードを

読み直してみると、キーくんから

垣間見える仕事への姿勢や発言と

EXCLUSIVEで語られた言葉には

矛盾がないと思ったんです。

日本のテレビ出演が

「スッキリ」と「Mステ」だった

ことも納得がいく。

どちらもSHINeeを適当に扱う

番組ではない・・・Mステの

紹介映像は丁寧で愛を感じる

ものだったし、スッキリも

それなりの尺をきちんととって

くれていた。SHINeeが選んだ

仕事、として恥ずかしい番組では

ないと思うし、出演した

メンバーからもダルそうな 笑

空気などは全く感じなかった。

Mステでは何度もワイプに

抜かれていたけど、3時間半位の

長丁場だったのに、能面のような

ゼロの顔になっていることも

多分なかったし、中継での参加で

温度感が伝わりにくいにも

関わらず、自分達でテンション

高めて積極的に番組に参加して

くれてるようにすら見えた。

 

 

 

だけど「SUPERSTAR」に

関する事だけは、すごく矛盾して

いると思うのです。

最たる矛盾はやっぱりミーグリ

中止で「自分達が選んだ仕事を

している」と判断される時代で

あることを認識して、自分達の

選択自体が人にどんな印象を

与えるかまで意識するならば、

「決まっていた仕事を放棄した」

なんて最悪な選択と見え方だと

思うから。私は、日本のミーグリ

中止に関しては、事務所からも

発表があった通り「アーティストと

マネージメントサイドとの

コミュニケーション不足」に加えて

過去の記事でも書いたんですが

「ビジネスとしてはありえない

選択をして、多くの日本shawolの

気持ちを傷つけ悲しませてでも

守りたかった何かや誰か、

保ちたかったのであろう立場が

きっとあったんだろう」

と結論付けていて、その個人的な

結論はある意味、今回のキーくんの

EXCLUSIVEでの発言を見返していて、

私の中では矛盾なく改めて

腑に落とせているんです。

(ちなみに、だから中止でも仕方ないよね、

OK!とは0.1mmも思ってません。)

 

 

私がEXCLUSIVEでのキーくんの

言葉でモヤモヤしてしまった

最大の理由は、この数ヵ月、

「SUPERSTAR」という作品に関して

SHINeeのメンバー含めて

SHINeeサイドに「自分達の仕事」

という自分ゴト感も、関わってる感、

温度感、心を感じる機会があまりに

少ないと感じていた自分の感覚が、

改めて強くなってしまったから、

なんです。

 

 

来日しての直のプロモーションが

できないこと、そしてここ数年

K-POPの人気が日本でどんどん

上がっていること(私もその熱に

のっかった1人とも言えます)

あって、正直韓国側からしたら

労力をかけてプロモーションを

熱心にする必要性が以前より

薄れている部分はあると思います。

ビジネスなので、ある程度の

うまみがなければ予算的にも

動けないし、その予算を国内の

活動に投資したい・投資する

必要があるとも思います。

 

コロナ禍だから仕方がない

という部分もあると思います。

他のK-POPのアイドル達も

海外のプロモーションに関しては

どこもそんなに熱心ではないと

思います。私も初めは、状況が

状況なだけに仕方がないと

思っていました。

 

だけど、それにしても

あまりにも何もなさすぎだと

思う。日本側も韓国側も。

機械的にたまに流れてくる

spotifyの特典映像のお知らせと

MVの事前公開、数か所で

放映されたビジョン映像、あと

何かあったかな。。。

スペシャルサイトと銘打った

特設サイトはできたけど、

発売概要とジャケ写、特典内容が

羅列されているだけ・・・。

ただの紹介ページと何も

変わらない。この作品に対しての

メンバーや関係者の思いや温度感を

感じられるようなコンテンツは

何1つない。

「Don't Call Me」の時のように

teaser imageやサンプラーを

連日流してほしいとも、

ARSプロモーションのような

ことをしてほしいとも別に思って

いない。でも、派手なことは

できなくても、届けたいとか

聴いてほしいという気持ちが

SHINee側にあれば、オンライン

でもできるプロモーションって

もう少しあると思うのです。

もし、ミーグリ中止による

返金対応で本来のプロモーション

計画が大幅に崩れたのであれば

尚更。でも、言葉にしなくても

透けて見えるプロモーションを

する気のなさ。この作品を聴いて

ほしいという意思のなさ。

スタッフもメンバーにも感じられ

ない自分達ゴト感の薄さ。

それを目の当たりにしていたら

「聴いてほしい届けたいという

思いが誰からも(メンバー・

スタッフ含めて)限りなく

感じられない作品を、カタチに

残るものとして買う意味が

どこにあるんだろう?」と。

面白くもないし、自分たちが

よく見えるものでもない、

自分達の意思ではなく、

やらざるを得ない状況で受けた

仕事なのか、とこちら側が

受けとめてしまったとしても

仕方がないぐらい(そうとまで

思っているわけではないですが)

SHINee側からリアリティを

全く感じないんですよね、私は。

 

 

 

ジャケ写が好きじゃないとか

楽曲がイマイチとかじゃない。

Photobookも見てみたいなあと

思ったし、MVがDVDの形で

残るならばとっておきたい

気持ちもあります。日本向け

アルバムだから日本人としては

購入マストだよね!とも

思ってました。だけど、ずーっと

どこかモヤモヤしていて、頭の

中に?マークが浮かんでて、

それがEXCLUSIVEのキーくんの

言葉を聞いて、

「ああ、この作品を聴いてほしい

届けたいという思いをSHINee

サイドの誰からも限りなく

感じないことにモヤモヤしてたんだ」

と気づかされた時、そんな作品を

貴重なお金を払って、自分の部屋に

何枚も置いておくなんて嫌だなと・・・

思ってしまいました。こんな風に

思ってしまう自分がとても悲しいけど、

嬉しい気持ちになりたくて、楽しい

気持ちになりたくて買うはずなのに

これじゃあ買っても逆にその気持ちを

奪われそうとすら思ってしまって。。

 

 

楽曲は好きなんだから、細かいこと

気にせず買えばいいって気持ちも

あるんです。でも、私も、私の

心地いいと思える感覚の方を信じよう、

そしてその選択をすることの方を

大切にしようと。キャンセルボタンを

押すまで5日間位悩んだけど、押したら

悲しみ、淋しさ、虚しい気持ちもある

けれど、スッキリしました。

 

 

 

もしかしてこれから、メンバーの口から

「SUPERSTAR」という作品について

触れられる日もくるかもしれません。

特設サイトでも何かこう、作品に対しての

思いや心、聞いてほしいという気持ちを

感じさせてくれるコンテンツが出てくる

かもしれない。その時は、素直にそれと

向き合いたいと思います。

 

 

 

SHINeeのメンバーがこの作品に

対して適当に取り組んだ、とは

思っていないからこそ、作品への思いや

心、聴いてほしいという気持ちを

感じられないことが、色んな意味で

残念です。

 

 

読んでいただき、ありがとうございました。 

 

 

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