向かい風の向こう側

忘れないように 誰かの心にずっと住めるように 一生懸命あがいてやろうと思います

コンテンポラリーバンド、SHINee。

※2023年6月25日に書きました※

 

今のこの気持ちをどう表現したらいいんだほんと・・・。

 

コロナ渦以降、沢山のライブをオンラインで見てきたし、オフラインのライブが復活してからもそれをオンラインで見る機会も増えた。最近は、声出しOKのK-POPのアイドル、バンド、日本のアイドルのオフラインライブにも行った。

 

だけど、今日見たこのSHINeeソウルコン@KSPO DOMEのビヨンドライブがその全部を超えていきました(笑)拍子抜けする位軽々と。

 

 

 

 

つくづく思うのが、会社勤めの場合「突然誰かがいなくなったり穴があいても何とかなる」ことがほとんどだと思うんです。ある程度の規模の会社で働く会社員で、よほどの専門職や属人性が高い業務、社長をはじめそこそこの役職について重要な業務を任されていない限りは。でも芸能人、というかアイドルと呼ばれるグループ活動をしている人たちは本当に、替えがきかないんだなと。カタチや状況に変化が生じても、プロだから時がたてば適応して違うカタチに落ち着かせることはできても、簡単なことじゃない。

 

でも恐らく今回、オニュが休むと決まってからもしかするとソウルコンまで1か月もなかったんじゃないかと思うんです。そう考えると、本当にもう無理なんじゃないかと思ってもおかしくない位に大変だったはずなのに、ここまでのクオリティに仕上げたのは只者じゃないなと。。。意地、プライド、気合、覚悟、自分たちと周りのスタッフの人たちを信じる気持ちで創り上げ、そして連日会場でshawol達がその気持ちに全力で応え愛を送ることで完成されたライブだったと思います。

 

 

私が超ぉ感動したのは「Sherlock」で会場のshawolが合唱していて、多分オニュとジョンのパートの所だと思うんだけど「あ、本当にオニュとジョンの代わりに私たちが歌うってマインドであの場にいるんだ」って感じた瞬間があって、その時ふと2人の空白を感じて突然淋しさが溢れて涙が出てきたんだけど、それと同時にshawolの健気さというかSHINeeへの愛情をめちゃくちゃ感じて。なんかすごくいいなあって・・・いや我ながら稚拙すぎる感想だけど(笑)これが成立するのってすごいことだと思うんですよ。今回のソウルコン、6年9か月ぶりだったんですよね。途中、ジョンくんのことや兵役、コロナがあったとはいえ、約7年。韓国のshawolがどれだけ待ち望んだことか。今回、オニュの休養が発表になった時、沢山のKshawolがTwitterで「大丈夫だよ。私たちがオニュとジョンの代わりに歌うよ。」って言ってたんですよね。私がKshawolの立場だったら、そんな言葉をすぐにかけられただろうか?絶対無理だなと思ったんです。もちろん、色んな思いの人がいたとは思うけれど、ああそうか、彼らはこういうファンに支えられていて、こういうファンに支えられるに値する人たちなんだなあって深く実感させられたんですよね。それを「Sherlock」の時に改めてリアルに感じました。

 

 

で、先行披露された新曲の数々。

 

 

 

 

・・・ヤバくないですか?

 

 

いや、こんなかっこいいとかあります?

私驚きすぎて、ひゃぁーだのほえぇ~だのパソコンの前で永遠に擬態語を発しながら悶えてましたよ。ってかほんっとこの人たちまっっっっったく守りに入らないのね!「Identity」も「Like It」もめちゃくちゃ好きだと思ったけど、「JUICE」と「HARD」が白目むくほどヤバかった。えーーー、たぶんこの曲ら、いわゆるヒップホップと呼ばれる系統の曲ですよね?私が1番なじみがなく、今までほとんど通ってこなかったジャンル。でも、KENZIEさんの曲だからかSMサウンドなヒップホップな気がする。あの「HARD」のピアノ、かなり高度というか、、クラシックの香りがすごいするんだよな。それがまた最高にかっこいいんですよね。

 

 

ちょっと90年代の香りもするよな。。ネオカルとかドリムとかスキズのZ世代のファンの子が見たら、お●さんだなあって思うのかなあ。いや彼らよりは確実に落ち着いてるけどねそりゃ。でもこの、単に色がどぎついとかネオンカラーとかの派手さではなく、過剰な感じというのかな、、これが実にSHINeeらしいなあと。

 

 

※ここからが7月19日分※

・・・と、ここまでを6月25日に書き上げたんですが、、、その後文章を続けようとしたらぱたっと止まってしまい、20日間が過ぎてしまいました。

 

6月26日からSHINeeは3人でカムバック活動を開始し、デビュー16年前にして7月19日現在で音楽番組5冠という快挙を成し遂げました。

 

 

HARD 2nd WIN@2023.7.7 MUSIC BANK

 

 

HARD 3rd WIN@2023.7.8 音楽中心

 

 

HARD 4th WIN@2023.7.9 人気歌謡

 

 

今回のコンセプトもあるかもしれないけど、若手の後輩達と並んでも変に浮かずに良い意味で溶け込んでいて、でもちゃんと存在感はあって、やっぱりすごいグループだなあって。

 

SHINeeは業界関係者や同業者からの評価が圧倒的に高いんですよね。

「SHINeeはすごい」「SHINeeはうまい」「SHINeeは唯一無二」

って声をすごくよく聞く。それはやっぱり努力の積み重ねと場数、それに裏打ちされた圧倒的な実力と、コンテンポラリーバンドとしてのプライドを常に持ち続けていることがすごく大きいと思う。加えて、メンバー間を尊重し思いやる気持ちの強さと人間性、ウスさんのような愛情深いスタッフさん達にも囲まれているし、ファンダムの規模は大きくないけど濃くて熱いし、そんなshawolに対してカムバックの度にメンバー達が本当にshawolにいつも感謝してくれる所も第一線で活躍し続けられる所以だなと。

 

そう。SHINeeってほんとすごいんですよね。本当に。

でも、だからこそSHINeeを生きるってこちらの想像の何百倍何千倍も並大抵のことじゃないと思うんです。そう改めて感じた時、そういうグループのリーダーを現在進行形で15年も続けているオニュの背負うものに(実際の所わかりもしないくせに)勝手に思いを馳せてしまったら、なんかもう、言葉を紡げなくなってしまって。

 

 

正直、今回のカムバは完全に「3人」でのパフォーマンスに徹底的に振り切って活動していたと思っていて、パフォーマンスにおいて大きな空席を感じさせられることは私はあまりなかったんです。オニュペンなのでもちろん、いるはずの姿が見えないことやあの歌声が聴こえないことは淋しいんだけど、でもさすがだな、素晴らしいなって気持ちの方が強かった。

でも、MV観るといるじゃないですか。というか、いてくれたじゃないですか。そもそも休もうという決断や決定も割合急に決まったんじゃないかと思うので、レコーディングをしていた頃は今こうなることを本人ですら予測していなかった可能性もあるわけで、アルバムにもしっかりその歌声を残してくれてる。だからね、3人があまりに徹底して素晴らしい活動をしてくれたもんだから、MV観たりアルバム聴くといつも以上にオニュの存在を感じさせられて、あまりに大きな空席を感じてしまって。なんかそうなるとね、、向き合えなくなってしまって。淋しすぎて。

 

たぶんオニュペンさんならわかってくれる方もいらっしゃると思うんですが、アルバムを聴いていて「HARD」のサビ前の "Li~ghts on us♪"でオニュの声が耳に入ってきた瞬間、時が止まったかのような、目の前の景色が一瞬真っ白になるような感覚になる時ありませんか?その前の "Oh~ 주먹 쥐고 턱을 올려"の所も若干そうなるんだけど。ちゃんとそこにオニュがいるってことを実感させられて、すごく安心する一方で、今お休みしてるという現実との乖離に心がついていかなくなって。たぶん私はオニュのお休みに対して、自分で意識してる以上にデリケートになってるんだと思うのです。だからいつもの自分らしくない思考が生まれてきたりそこに囚われることがすごく多いので、あえてそこから離れないとちょっとまずいぞ?と思ったり。。

 

だから、今回のブログもそうですけど、いつも以上に薄ぺっらいことしか書けなくて・・・。感情を動かせないから。動かすことが怖くて。

 

 

本当に、本当にまたオニュの歌が聴きたい。今回3人の痺れるようなパフォーマンスに触れる度にその気持ちが波のように強く押し寄せてきました。だけど、何故かだからこそ今、私の中ではそっとしておきたいって気持ちがめちゃめちゃあるのです。関心を持たないなんて無理だし、話題に出したければ出すんだけど、なんででしょう・・・そっとしておいてあげたいのです。あくまでもただただ私の勝手な思いでしかなく、本人は毎日盛大に話題に出してほしいと思っているかもしれないけど。

 

 

 

この歌が・・・また聴きたいんですよ切実に。

 

 

「ブログ楽しみにしてます」とか「実はひそかにずっと読んでます」とか、この1か月でブログについてリプやDMをいただくことが何度かあって、ものすごくありがたくて嬉しくて、でもTwitterをご覧の方はご存知の通り、私今ほぼBOY NEXT DOORのツイートしかしてないので、前からフォローしていただいてたりブログを読んでくださってるshawolの方たちに申し訳ない気持ちもあり。。だからこそ、言葉にできないなりに、向き合えないなりにも、今の思いを残しておきたいなという思いはずーっとあって、、正直全然言葉にし尽くせてないんだけど、今はこれが限界かな・・・。

それでも、私は私なりに、

SHINeeが、オニュが、

大好きです。

 

 

オニュを想う方たちの気持ちや毎日が、辛いより穏やかだったり幸せだったり彩りの方が多くありますように。

オニュが、イ・ジンギとしての生活での幸せを感じながら楽しめていますように。