その日は、突然やってきました。
3月の頭にテミンがSMを退所して他事務所に移籍するという話を聞いた時、これからは個活が増えていくのかなあ・・・とうっすら思いつつも、そもそもSHINeeは兵役前から個活が多かったグループだし、30代の1人の男性としてどう生きていくか熟考して一歩を踏み出すのは自然なことだし、何より数週間前の東京ドームでこの目で見た3人と3人の言葉から、<SHINeeの活動がなくなるかもしれない>という心配は私には微塵もなかった。
そんな中、4月1日にSHINee World Jから突然届いた
オンユ・テミンの今後の活動に関するご案内
というメール。一瞬ドキっとしたけど、蓋を開けてみたらオニュもSMとの契約を終了したため、2人の個活の案内はSWJからはできないよというお知らせ。
「オニュがSMを退所する?した?らしい」
という話はその少し前にXで見聞きしていたから、ああ本当だったんだなあという気持ちと、こういう形で知ることになったことへのほんの少しの複雑な気持ちがあった。でも、このメールだけでSHINeeとしてオニュが今後活動していくのか否か、まだあやふやすぎて私には何もわからないし判断できないなと思ったし、正直退所は割と想定内だった上に、あの時点では表舞台に戻ってくるのはもっとずっと先になるかもしれないな・・・と思っていたから、なるほど、と一旦認識しつつも引き続き、何らかの便りを静かに待とう・・・そんな気持ちでした。
そう思った2日後ですよ。
아티스트들의 안식처가 되는 곳, 그리핀 엔터테인먼트입니다.
— GRIFFIN Entertainment (@griffinenter) 2024年4月3日
그리핀의 1호 아티스트, 온유를 소개합니다.
We strive to provide a sanctuary where artists can thrive and let their distinct gifts and talents illuminate the world.
We would like to introduce Griffin's first artist - ONEW. pic.twitter.com/swuktInIhu
見た瞬間、思考が停止しました。
・・・え?・・・これ、なに?
というのが1番最初の感想。GRIFFIN Entertainmentという聞いたこともない会社。その第1号アーティストとしてオニュが所属することになったということ。どんな経緯で今に至ったのか、これからグループの方はどうなるのか、誰が立ち上げたどんな会社で、これからどんな人が彼の側にいてくれるのか・・・なんにもわからなすぎて、嬉しいはずなのに、手放しで安心して歓喜することができなくて。。。
でも、久しぶりに見たオニュとしての姿は、どう穿った見方をしても一皮むけた大人の男性としての新たな色を放っていて、かっこいいの極みだった。
その後、Xで珍しくオニュ関連のポストを見て回っていたら
・GRIFFIN Entertainmentはジコさんの元マネージャーのチャン・ムンソンさんが代表を務めている
・どうやらオニュと高校時代の同級生らしい
という情報が得られて、え、ここでジコさんの名前出てくる?という驚き(私はジコさんプロデュースのボネクドペンでもあるので)となんとなく安心する気持ちに包まれながら
「ジコさんの元マネージャー」「ムンソンさん」
というワードが何故かずっと引っかかってて。ん?なんだこの既知感は、、と脳内の謎を辿っていったら・・・
ん?ムンソンさんってもしかしたら、ボネクドがデビューしたての頃に、ウナクがよく大好きです🫶って言ってたあの室長ニムのことなのか??
— 아야티*𝚊𝚢𝚊☪* (@paluvjourney821) 2024年4月3日
いやいやいやいや
— 아야티*𝚊𝚢𝚊☪* (@paluvjourney821) 2024年4月3日
지호, 문성이, Jamie, Sandy~🎶
のムソンイじゃん!!
マジか…
そっか、なんだろな、、🐰ペン人格としては安心な一方で🚪ペン人格としては複雑な気持ちがあるのは否めないかもしれない…
そう。彼はBOYNEXTDOORがデビューして間もない頃に、メンバーのウナクがラジオで「メンバー以外で一緒に住むなら室長님です!室長님サランヘ~!!」と言われ、彼らの2枚目のアルバム『Why?』のタイトル曲である「But Sometimes」の歌詞の中にまで登場する位、ボネクドメンバー達から絶大な信頼と愛情を得ている室長님だったんです。
それを知った瞬間、そうかあ室長님かあ!と心の中が安心感でいっぱいになったと同時に、ボネクドペンとしては「、、ということはKOZ(ジコさん代表/ボネクド所属のレーベル。HYBE傘下。)辞めてたんだ・・・メンバー達あんなに信頼していたのに、もう彼らのスタッフさんじゃないのか、そっか・・・」という複雑な気持ちにもなり。。
だけどその後も、事務所の公式インスタで日本語でもファンレターの案内を出してくれたり、オニュがファンとコミュニケーションする場(以前のbubbleに代わってfrommに)を作ってくれていることをお知らせしてくれたり、極めつけはこの動画。
これ見て、「ああ。。オニュだ・・・いつものあのオニュだ・・・」ってなって、やっと、彼が表舞台に戻ってきてくれたことの実感がわいてきた。いやもうこの動きとかさ、、リズムの取り方とか表情とかもあまりにもオニュじゃないですか?全部全部オニュで、本当に愛おしすぎた。(でもこの髪型はあんまり好きじゃないのw ごめんねオニュ)
軍隊から除隊して数年間、活動していた時よりも明らかにリラックスした表情をしていて、お肌の調子も良さそうで。自分の輪郭を掴み直して自分のこと取り戻せたのかな・・・って、本当に嬉しかった。。
このオニュもとんでもなくかっこよくないですか?ほんと、一段とかっこよくなった。大人の男性らしいナチュラルな色気と野性とか生気。この人の魅力は計り知れないですよねほんとに。。
frommの登録や、個活に関する新しいSNSの情報を毎日ワクワクしながら見ていたある日。
ONEW FANMEETING 2024 IN JAPAN <GUESS!>
— ONEW日本公式 (@ONEW_JAPAN) 2024年4月9日
開催決定‼️🎉
📍グランキューブ大阪
6月4日(火) 19:00
6月5日(水) 19:00
📍横浜BUNTAI
6月7日(金) 19:00
6月8日(土) 14:00
🎫4月19日(金)11:00 オフィシャル最速先行スタート
▶https://t.co/75lvyUsMw5#ONEW #온유#オンユ #ONEW_GUESS pic.twitter.com/EsGSI81kvP
突然、ONEWの日本公式Xのアカウントから、本国だけでなく日本でもさっそくペンミを開催してくれるというお知らせが!加えて、SHINeeとしても本国でオニュを含めた4人のSHINeeでアンコンが開催されるというアナウンスも!!
まずは、とにかく本国でのアンコン開催が本当に良かったなという思い。一瞬、行きたい!行こうかな?!と思ったけれど、この時点で私はアンコンの1週間後にボネクドの初の本国ペンミに絶対に何が何でも行く!と決めていたので、2週連続の渡韓はさすがに厳しく断念。
本国でのオニュの単独ペンミも初開催だから、本国のオニュペンさん本当に嬉しいだろうなあと思いつつ一応自分のスケジュールもチェックしたけど、SHINeeのアンコン以上に日程的に厳しかったのと、なんとなく「オニュの本国ペンミは私が行く場ではない、行くべきではない」という思いが自然にわいていたので見送り。
ということで、日本のペンミに行くぞ~っと相成りました。
(ここから、行きたくても行けなかった方や、チケットを取るのに苦労された方は、不快な気持ちになること確実なので、もし読み進めてくださる方ははいはいって感じで薄目で読んでくださいねm(__)m)
今回、日本のペンミは大阪と横浜。大阪は週末渡韓後だしど平日だし、体力的にも日程的にも遠征は難しいので、はじめから候補は横浜のみ。横浜だけだし2日間申し込も~っ♪と、ほんと、ほんと軽~いノリで申し込みました。私は仕事の関係でスマホを複数回線契約しているので、それぞれ別回線/別アカウントで申し込んだら運が良ければ両方当たるよねん♪ぐらいのノリで。お気づきかと思いますがこの時点で私、BUNTAIのキャパについて全く調べてません。しかも猛烈におめでたいことに、当たらないわけがないぐらいの気持ちでした。そう強く意気込んでいたとかじゃなくて、なんていうかうまく言えないんですが、、よくわからないけど行けるっしょ!ぐらいのほんと、そんな感覚だったんです。
申込が始まった4月中旬頃は、ボネクドがちょうど絶賛カムバ期だったので、ペンミに申し込んだ後も脳内の8割はボネクドという日々を過ごしていて。もちろんオニュの大量frommに辟易としたり(いい意味でねw ちょっと見ない内に未読が100件以上になってて勘弁してくれとなりつつも嬉しかった♡)ウォタボム出るの?!チャラジンギが世の中に知れ渡ってしまうじゃないか!!と興奮(え?)したり、ペンミアジアツアーが発表されたりで、精力的に活動できる位に健康が回復したんだなあとか、いつから戻ろう!って決めて準備進めてくれてたんだろうなあ、ってか元室長(ムンソン代表のことね)にも感謝だなあとか時折思いを馳せてはいたけれど、なんせ当たらないことを1mmも想定していなかった(1公演は当然入れると思ってた)のもあって当落日がいつかすら覚えてなかったぐらい・・・。
そんな中迎えた当落日。ONF(オネノプ)の初の日本での単独ツアー最終公演に参加する前に美容室でカラーリングをしてもらっていた最中に<抽選結果のお知らせ>というスマホの通知が。ん?なんだっけ?と思い、メールを開いてみたら、、、
「ONEW FANMEETING 2024 IN JAPAN〈GUESS!〉」オフィシャル最速先行
<第1希望> 当選
の文字。
「あ、当落日今日なんだ?わーい1公演は入れるー。あ、もう1つの方もメールきてるかな?(メール確認)お、きてるきてる。どれどれ・・・あ、やったーこっちも当選してたーラッキー♪オニュに2日間会える~♡」
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行きたくても行けなかった方、チケットを取るのに苦労された方、正直●意がわきますよねスミマセン。こんなやつがなんの苦労もせずに2公演当たるなんて、世の中って不平等だし不公平だなって思いますよね。でもそうなんですよねほんとに。。この世は平等で公平じゃないことが山ほどある。なんならそっちの方が多い。この時の私は、とりあえず入金忘れないようにしなきゃ!!と思いつつも、夕方からのオネノプのライブのことで頭がいっぱいだったので、オニュに会える喜びは明日堪能しよう♡という感じでした。
そして次の日。Xを開いて、前日のオネノプのライブ動画(公式で全曲の公演撮影がOKだったんです)を見ていた時に、#オニュ タグを何気なくクリックしてみたら、、、
「はぁ・・・やっぱり狭き門だったよね。仕方ないけどショック・・・」
「全公演落選・・・何も手につかない・・・」
「キャパ狭すぎるんだよー(怒)」
「ずっとずっと耐えて我慢してオニュのことだけ考えて待ってたのに、ひどすぎる」
「何公演も当たってる人もいるのに自分は全滅。モヤモヤしちゃう。」
落選、行けない、ショック、落ち込む・・・TLがオニュペンの悲嘆なつぶやきで埋めつくされているのを見てびっくり。いや、当落日まで全然他のオニュペンのポストとか見てなかったの?と突っ込まれそうですが、、はい、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、私は訳あってXでは基本的に公式アカのポストしかほぼ見ないんです。。この時みたいに、気になるタグがあったらクリックしたり、知りたいことがあった時はワード検索して徘徊することもあるんですが、めったになくて・・・。
なので、このタイミングで初めてBUNTAIのキャパを調べてみたら、代々木第一体育館の半分ぐらいしかないことを知ってまたびっくり。いや、、ソロコンで代々木2日間余裕でうめられる人なわけで、しかも今回はお休みからの復帰後初の日本でのイベントだから、オニュペン以外でも会いたくて申し込んだ人が沢山いるだろう状況を考えたらそりゃあ激戦になるわ・・・と。その現実を知ったあの瞬間、自分のこの状況がいかにありがたくて幸運すぎることなのかを思い知らされました。と同時に、2公演行けることの意味についてもすごく考えさせられました。
オニュのお休みが発表される1か月位前に知り、ファンになったBOYNEXTDOOR。オニュがお休みに入った淋しさをうめるためにファンになったわけではないし、ボネクドボネクドとなっている日々でもオニュのことを思っていなかったわけでは当然ないけれど、それでもこの約1年ボネクドまみれの生活を送ってきたことは事実なわけで。オニュだけをひたすら恋しく想い待ち続けてきたわけではなく、正直もっと長くお休みするんじゃないかと思っていたし、彼の人生からSHINeeや歌が消えることはないと思ってはいつつも、もう表舞台には戻ってこないかもしれないという覚悟も同時に持っているような1年弱を過ごしてきた。そんな自分が、激戦だったであろうこのペンミにすんなり2公演も入れるのはきっと、復帰したオニュの<今>の姿としっかり向き合って受けとめる必要があるからで、そうすることで多分向き合わなければいけない自分の中の何かもあるんだろうなと。
正直私は、お休みする1年半位前から毎日のようにbubbleにくる、オニュからの「幸せになろう」攻撃にうんざりしていました。苦しくて苦しくて、お願いだから自分に嘘をつかないで、ごまかさないで、自分のほんとの気持ちと向き合ってって思ってた。
ヨガに傾倒するオニュを見て、心のバランスがとれて、目指してることや求める幸せのカタチに近い何かがそこにあるなら尊重しようって思ってたけど、いいねとは全く思ってなかった。「ポジティブに昇華させることこそ幸せ」という偏りを感じたのと、それが私の価値観に全然合わなかったから。オニュの幸せの<源>は本当にこれなんだろうか?だとしたら・・・って。
そう。私はもう長いこと、オニュのことをちゃんと受け止められないでいたんです。
だから、オニュがお休みする少し前、オニュが自分の公式インスタでヨガの話(私的な話)をしたことでファンがざわざわしていた時「受け入れられないなら黙って離れるべき」的なことを同じファンという立場でありながらファンに対して言っている人たちに対して「なんて傲慢甚だしい、、誰だよお前、、正しさ押し付けんじゃねーよ!」って思ってたし(汚い言葉でごめんなさい)、<そっち側>の人たちが「好きならば全てを肯定して受け入れるべき」ムーブに湧き合って、私のように<そうじゃない側>を排他する(ように見えた)有り様が垣間見えた時には、正直ぞっとしてた。ファンの数だけ考えや感覚があって当然なのに、「受け入れられるファンしかオニュペンでいるな」(極端な言い方するとね)ってそれこそ宗教じゃんって思ったし、何?受け入れられないとオニュへの思いがさめちゃうわけ?と思ったり。
あの頃、こういう風に自分が感じていたことに後悔も嘘もないし、今でも考えは変わらないけど、でもファンなのに大好きなのに受け止められない時が多々あった自分が本当に残念で苦しかったから、すごく刺々しかったなとも思う。
だから、今回のペンミは、自分が世界一愛している推しの<今>の姿としっかり向き合ってちゃんと受けとめることができるかという、神様からのミッションなんだなって勝手に思ってたんです。
だってさ、どう考えたって納得いかないと思いませんか?オニュがお休みをしている間、私よりも何十倍何百倍も日々オニュだけを想い、恋焦がれ、ひたすら待ち望んでいた方達が沢山いて、そういう方達の中には落選続きだったり希望の公演に入れず遠征することになったりしてる方達もかなりいたと思われるのに、「ソンホ宇宙一大好き♡」「ボネクド最高すぎる!」を日々連呼し「よくわからないけど行けるっしょ!」「当たらないわけないし♪」みたいなノリで申し込んだ人間がすんなり当選するんですよ。まあ正直、抽選は運でしかないとは思ってるけど、私が逆の立場ならむちゃくちゃ腹立たしいし、間違いなく●意おぼえると思う。
とはいえ、単純にオニュ運SHINee運の強い自分を再確認してしっかり狂喜乱舞していたし、オニュに会える喜びも噛み締めまくったけどね。でも、申し訳なさというか、ただ運が良かった以上の何か意味や使命(というとさすがに大げさだけどw)があるんだなきっと、とふと思った時に、今まで書いてきたようなことを考えていました。
横浜のペンミまでの間もオニュは忙しく、
色気炸裂の眼鏡なオニュや
『Circle』でのoceanのteaser imageが進化したようなオニュや、
かと思えば見慣れたかわいい笑顔のオニュだったり
相変わらずふり幅の広い姿を見せてくれました。
久しぶりのオンテムに大歓喜もしました(T0T)
SHINeeは16周年を迎え
韓国でのアンコンを以てSHINee15周年のツアーも無事に完走。4人での素晴らしいパフォーマンスと愛おしさしかない姿を沢山沢山見せてくれました。
韓国でのペンミを皮切りに、来日。大阪公演終わりでアップされた写真を見て、イケジンギとかわいいのハイブリッド具合がパワーアップされた姿に、おぉおおぉ・・・となり、横浜ペンミへの期待を膨らませました。
ニコちゃんマークがドレスコードって知って、あわてて探したよw
そしてついに、6月7日がやってきました。