向かい風の向こう側

忘れないように 誰かの心にずっと住めるように 一生懸命あがいてやろうと思います

「BAD LOVE」を振り返る - "黒いアイツ"を飼いならしているキーくんの表現の旅路。

どういう切り口で書こう?と考えすぎて

結局書けずにいたけれど、そのせいで

他の書きたいことがどんどん後回しに

なっていき、そしてどうでもよくなって

しまう…という悪循環に陥っているので

さっさと書いてしまおう!

 

 

というわけで、キーくんのこと。

「BAD LOVE」という作品について。

カムバ期を振り返る。

Beyond Liveを振り返る。

 

 

先行シングルの「Hate that…」も

すごく好きだし、この曲でテヨンちゃんの

声の綺麗さやボーカルの魅力にも改めて

気づかせてもらったのだけど、

この記事ではちょっと割愛させて

もらいます。

 

 

キーくんカムバのお知らせと共に

一発目に出されたのはこれ。

 

 

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気持ち悪っ!!!

これ、深夜の0時に公開だったんだけど

私は朝起きてすぐこれ見て、一瞬で

目が覚めた。最悪のおめざ。

と同時に、ゾクゾクワクワクしました。

私のアンテナの感度が一気にピーンと

なったあの感覚を思い出します。

 

 

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手が込んでいるのにどこかチープで

レトロな異次元ワールド。

 

 

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キーくんの骨格にぴったり合った衣装に

この表情。奇妙で目が痛くなるような

カラフルな世界とよくマッチしてる。

オニュがオニュだけの体つきと骨格を

しているように、キーくんもキーくん

そのものの体つきと骨格なんだよなぁ。。

唯一無二。

 

 

この時期少しSNSから離れて、日々の

忙しさに没入していた頃だったから

teaser imageも毎日はチェックして

いなくて。で、久々見ようと後追いで

チェックしてみたら・・・

 

 

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いやめっちゃ仲良くなっとるやないかーい!

心なしかこのピンクのドロドロの子も

楽しそうに見えるし。

談笑してる姿が普通にキーくんだし。

数あるteaserの中でも、これが1番純粋に

好きなやつ。

 

 

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でもときめいて痺れまくったのはこっち。

このキーくん、かっこよすぎたのと

このケバケバしいのにダサくない色使いと

過剰なのにスタイリッシュな世界観が

大好きすぎて、しばらくスマホの

待ち受けにしてた。

 

 

時同じくして、Beyond Liveのお知らせを

受け取って、タイトルが

「GROKS IN THE KEYLAND」だと知った時

もしかしてこれ・・・!と体の中に

電流がビビビっと流れるかのように

興奮。

 

 

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というのも、私は高校生の時に

ハインラインというSF作家を知って、

その時に「異星の客」という超長編小説を

読んでなんじゃこりゃーって

なったんだけど、この「異星の客」の中に

Groks=認識する、って言葉が出て

くるんです!火星に送り込まれた

チャンピオン号の乗組員が火星に産み落とした

遺児であるスミスが、火星から地球に連れて

こられて、そこでスミスが地球で起きる

様々な事象や人間のことを「認識」して

いき・・・みたいな流れなんだけど、

その"スミス"がキーくんなの?!とか

私たちみんながキーくんを「認識」する

"スミス"になるということ?とか

思いながら、1人心沸き立たせてた。

 

 

 

沸き立ったついでに、マイオリジナル

Groksネイルを施したんだけど

 

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キーくんがインスタにUPしてた

この衣装(私服?)と

 

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レドベル21夏のカムバで登場した

このネコちゃんの Odd Eyeが忘れられず、

 

 

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こんな風に。Odd Eyeの猫ちゃんは

私の中ではこのブログの3枚目にあげた

画像の、ビックリキーくん。

そして、そのビックリキーくんに

銃🔫が向いてる様をどうしても

足の爪で表現したかったwwwww

(それにしてもすごい奇形😓

私の身体は奇形のオンパレードなのです🤡)

 

 

shawolになって以来、キーランドに入国

することがかなり念願だったんだけど

オンラインで本当に残念だったな・・・

というのが正直な気持ち。メタバース界の

表現ってなんというか、ちょっと無機質で

カラフルみに欠けると思うんです。

技術的に色みの多様性を表現することが

まだ難しいのかもしれないけど、aespaとか

見てても、面白いし斬新だし、歌もダンスも

見た目も垢ぬけててクオリティ高いんだけど

心がときめかないんですよねなんか。

カラフル派手好き人間としては、全然

足りなさすぎる!し、そもそも完全性に

あまり魅かれないのもあって。まああと

なんせ私のときめいたKEY LANDは

これだから。

 

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出典 sentimental4U

 

 

キーくんの表現への想いは以前、

こちらの記事に書いたことがあるので

よろしければ。。

 

 

 

まあ何はともあれ入国できたことは

幸せだったけれど。

 

 

今思えば1曲目から1番大好きな

「Helium」だったんですよねー。

 

 

5月にテミンソロのビヨラを見た時を

思い出していたんだけど、

女性ダンサーさんの雰囲気がテミンと

一緒にパフォーマンスされてる方達と全然

違って、キーくんにぴったりな雰囲気の

方達ばっかりで。ノジェちゃんみたいな、

バックダンサーであってもタレント並みに

注目されるようなタイプの子達が多い印象で

そのチョイスがまたキーくんらしく。

この曲でのキーくんの表情の魅せ方、

天才的だったな。

 

 

「Yellow Tape」は確かに安定のというか

タイトル曲候補だったのもわかるし

歌詞の内容的にも表現がしやすそうな曲

(届きそうで届かない、がっちり規制線が張られた

君の心の向こう側を想像し…的な)

だなあと思ったけど、個人的には聴けば

聴くほどなんか入ってこなくなる

不思議な曲。嫌いとかかっこよくない

とかじゃないのに。

ビヨラの時、グラフィカルに模された

ハコ(CG)の上でパフォーマンスを

してたけど、目の錯覚で何度も、え!

踏み外した?!とか思わされて、ドキっと

しながら見てた。でもその危うい感じが、

曲の雰囲気に合ってて。

 

 

3曲目「Imagine」。

大大大好きな「Imagine」。もうここで

歌ってしまうのね~と名残惜しい気持ちに。

イントロが流れる中、キーくんが

「Welcome to KEY LAND~」みたいなことを

英語で話してからの歌始まりが痺れるほど

かっこよくてゾクっとしたな。ああ・・・

生で見たかった・・・泣ける😭

ダンサーさんとのフォーメーションも

美しかったな。

 

 

そして最初のMC。

今回のアルバムは

「レトロフューチャリズム」がコンセプト

ですよ、と。アルバム、ジャケット、

Beyond Live、全てコンセプトが違う

ということで今回のビヨラでは

Groks=shawolで、GroksがKEY LANDに

きたよという設定と説明があった。

この時着てた衣装がシリコン素材だったのも

あって非常に苦しそうだったキーくん。

しんどい…18歳じゃないからご理解

くださいって言ってたな😂そして、

全世界に向けて配信されているLiveだから、

多言語でコミュニケーションするのが

さすがキーくんだなって思った。

それにしても・・・MCの時改めて思ったけど

応援上映で意味不明に悪目立ちしようとする

ファンって明らかにJapaneseが多くて、正直

認識してしまうと超絶恥ずかしい。ダサい。

Twitterとかでは変なしがらみを気にして

本当に思ってること言えなくて、愚痴アカ

作ったり個別LINEで陰でグチグチしたり

するくせに、こういう時はアピールできるの

ほんと謎。(まあここでアピってる人達は普段から

オープンかもしれんけど)萎えます。

 

 

MC明け、恐らく生歌での「Show Me」から

「Hologram」。日本語の曲も入れて

くれたんだなあ。背景を彩っていた

グラフィックアートが、カラフルでPOPで

かわいかった。ユニバとか関西系の

テーマパークやイルミで見かけるちょっと

どぎつい感じ。それにしてもこの曲の時

不自然なほど笑っていたけど、なんか

ダンサーさんとの絡みで楽しかったのかな。

 

 

そしてこの後映像が入るんですが

これが「Another Life」という未公開曲で。

しかもアルバムに入らないという。

入らない曲を公開してくれるのは

嬉しかったけれど、何故これがアルバムに

入らない?!って位個人的に好みすぎる

曲で、おいSM!と。歌詞をちゃんと

見ていなかったからアレだけど、

『BAD LOVE』は総じて割合Heavyな感情を

歌った曲が多い印象だったから、

アルバムのコンセプトに合わなかった

のかな。赤スーツで歌い踊るキーくん、

ほんとヤバいくらいのかっこよさだった。

 

 

からの「Saturday Night」。

この曲は今までのキーソロの世界観や

キーくんのPOPなイメージに近しい曲で

馴染みやすい印象。そしてとにもかくにも

衣装が秀逸!

 

 

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ローズカラーがベースのタータンチェックの

ジャケットに、クローバーのビッグ

モチーフがプリントされたトランプ柄の

シャツベストをインナーに着て、

チェックのタイ。かわいすぎる!

ジャケットには"23"と"Groks"のワッペンも

ついてて、背中には

"LUV LITTLE FREAKS"(愛するかわいこちゃん達) 

 

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ウマチュンの時は色違いのジャケット

着てて、ワッペンの色とかインナーも

バージョン違いで、これまたPOPで

すごくかわいかった。

 

この時唯一ちょっぴりおふざけしたよね。

 

 

続いて「Forever yours」。

スクールガール風の衣装着て踊る

女性ダンサーさん達がほんとかわいい。

ってか女性ダンサーさん達がみんな

ヨジャドル並みにかわいかった。絶対

顔採用だよな 笑 キーくんの、

ブロンズマッシュルームヘアもとても

お似合いだった。

 

 

「I wanna be」でキーくんのダンスの

躍動感に見惚れた後、2度目のMC。

汗だくの自分にずっとOMGってww

実はさっき、応援上映に映る

悪目立ちファンに萎えると書いたけど

このキーソロのビヨラは、以前の

SHINeeのビヨラの時よりも格段に

応援上映の人達が映される頻度が

低かったんですよね。SHINeeの時は

MC中もずっと後ろでガヤガヤした

ペン達の映像が流れててほんと

嫌だったし、そのことを何か感想

伝える機会があった時に書いた記憶が

あるんだけど(彼らの目の前にペン達が

いるのは自然な光景だと思うけど、こっち側は

普段のライブでだって360度ステージとかで

ない限りペンの顔見ながらライブ見ないでしょ

今回はMC中もほとんどキーくんの姿

メインで、テーマパークのショーを

見てるみたいな楽し気なCG背景も

見られて個人的にはすごく良かった。

「ミノがいつも何でも勝ち抜いてって

言うんだよ」に爆笑。最近91LINEの

供給すごいよねなんか。私的には

オニュもそこにいれてほしいんだけどね

もう少し…。それにしても、キーくん

だけが汗だくな状況が見ててもどかし

かったな。こういう時にオンラインの

現実にふと我に返って温度感の差を

感じてしまう。私にとってはLiveは

自分を開放する場だから、いかに

その空間や時間に溶け込んで没入

できるかなんですよね。だから、没入

できないからこその良さがあると

理解はしていても、私にはやっぱり

オンラインは向いてない。

(と書きつつ、EXOのフィルムコンは

めちゃくちゃ楽しかったんだけど。ただ

あれはオンラインともまた微妙に違う。)

 

 

「One of those nights」。

男性ダンサーさん達との

パフォーマンスが新鮮と

思わせられるのはキーくん

ならではだよなあ。だって

圧倒的にヨジャダンサー達が

隣にいた方が映えるもん。

アコギVerで生歌からのダンスして

また生歌歌ってて、さすがだった。

男性ダンサーさん達の背中にあった

"23" "84" "36" "33" "12" "94"って番号、

何か意味があったのかな。

 

 

「Good Good」はチアガール風の

ヨジャダンサーの子達の衣装が

かわいかったし、何よりも

SHINeeの「Body Rhythm」の

キーくんVerが見られたのが嬉しかった!

多分SHINeeで歌うともっと

ねっとりしたSexyな感じになると

思うんだけど、キーくんのは

スタイリッシュだった。

 

 

VCRの「Eighteen」

モノクロ映像が物悲しくもあり

儚さもありつつ、壮大で力強い

演出。普通を望んでも得られない

世界に飛び込んで、そこで生きる

彼らからしたら、想像もできない位

傷ついたり逆に幸せだったり、

ジェットコースターみたいな

目まぐるしい日々をきっと送るので

あろう中、自分を見失わずに何とか

ここまできているってこと自体が

奇跡的なのかもしれない。特に

キーくんって1番仕事に穴をあける

ことがない人に見えるから、元の

身体の強さや管理能力の高さも

あるとは思うけど、心はまたそう

シンプルにはいかなかったと

思うから。

 

 

「Chemicals」で白ニットに

エクステつけてたキーくん、

なんか宣教師みたいな雰囲気。

 

 

次の「I Will Fight」もだし

その前の「Good Good」や

「Body Rhythm」は曲中の生歌が

占める割合が高くて、もう完全に

リップシンクでやってもオンライン

ならいいんじゃ?なんて思ったり

する所でそうしないのが、

SHINeeのメンバーらしいなあって

思った。

 

 

そして。

「BAD LOVE」

この曲をタイトル曲でと強く

主張してそれを通してくれたこと、

最終的に許可してくれた関係者の

方達に拍手喝采です。もぉ好きすぎる!!

最高すぎるんですわほんとに・・・。

80年代のシンセバキバキ、ビートずんどこな

感じが懐古でしかなくて、最上級に最高。

(最高しか言ってない😅)

80年代の洋楽って衣装含め基本的に過剰だと

思ってて、私はその過剰さにとてつも

なく魅了されたんですよね。無駄な

感じというか。でも音はなんか

チープでペラっとしてて。ただそこは

今の時代に合わせて、ちゃんと音数も

充実したスタイリッシュでかっこいい、

しかもメロディアスな楽曲になってる

と思うんですよね、「BAD LOVE」は。

 

 

カムバ1発目のMカでの、この場面を

映してくれたカメラマンさん

ありがとう。

 

2週目のウマチュンで1位🥇とって

涙を流すキーくんの姿には沢山沢山

感じさせられるものがあり、忘れたくない

光景でもあるし、想い出を一緒に

作ることができたのも幸せだった。

スタッフの方達や後輩達も皆

お祝いムードで、喜んでいたのも

嬉しかったなあ。

 

 

MVの世界観を再現したかのような

ステージだったインガのこれが、

BAD LOVEカムバ期では1番好きかも

しれないな。

 

 

『BAD LOVE』というアルバムは

キーくんのアイデンティティだと

キーくん自身が語っていたけれど、

全体的にかなり、ドロドロした感情や

怒りの気持ち、やるせなさや

一体化したいとか越えたいとか

越えてきてとか・・・そういった

人肌を感じさせられる情感の濃い

歌詞が多いんですよね。

その中でも「BAD LOVE」というのは

<愛>の解釈が多様にできる曲と

いうか。私の中では誰かとの

関係性を歌った<愛>ではなく

彼自身を歓喜させ、絶望させ、

恍惚と嘘をもたらし、悲劇でもあり

何かの罰でもあり、手に入れて

しまったが最後、捨てたい、

逃げたいけれどどこまでも追ってくる

そんな存在について歌っている

歌だと解釈していて。

キーくんはある意味でこの爆弾を

プラスのエネルギーに変えるべく

ずーっとこの世界で生き続けて

表現することでそれらを昇華して

繊細で感受性豊かな心を守って

いるのかもしれないなあなんて

感じるのです。その境地に至るまで、

(というかまだ彼自身旅路の途中

なんだろうけど)その旅路を

自分の心を守りつつも、キーくん

なりのペースをなんとなく掴むまでの

葛藤は、目に見えるよりも凄まじい

ものがあったと思う。キーくんって

よく涙するし感動したり驚いたり

オーバーアクションな所はあるけど

感情的な人だと思うことはあまりなくて

だからこそ、水面下で静かに揺蕩って

いる感情を健康的に爆発させて

昇華させる術を身につけていることが

尊いしある意味安心させられる。

"黒いアイツ"を飼いならせていると

いうか。行き過ぎると破天荒な方向に

いってしまったり、自分を傷つける

割合が多くなってしまうと思うけど

これからもずーっと、その奇跡的な

バランスを保ち続けられる道を

歩んでいけることを切に切に願う、

そんな気持ちにさせられます。

 

 

Beyond Live。

最後のMCを終えた後のラストは

「This Life」でした。

恐らく目の前に広がる応援上映のペン達に

生歌を歌いながら手を振っていた

キーくん。シーンとしてる会場で

今までと全く違う環境でライブをする

ことはきっと手探りでやりにくい部分も

あるだろうけど、不思議と少し

繋がってる感じもさせられた、そんな

ライブだったな。それはキーくんの

開いている心が成せる技なんだろうな。

 

 

「BAD LOVE」という作品、

カムバ期のこと、そしてビヨラを

全て一緒くたに語ってしまったので

読みづらかったと思いますが、

キーくんの"表現"について私の想いを

吐き出す時、どうも境界線が邪魔に

なる感覚があって、全てごちゃまぜに

した方が伝えやすいな・・・と

改めて思わせられました。

オニュペンとしてもカイペンとしても

カムバを控えた今、そしてそれぞれ

大事な意味合いが濃いカムバになると

思っているので、その前に書けて

よかった。。

 

 

表現者・KEYの心が守られるためにも

これからのキーくんの表現の旅路が

出来る限り健やかで、不純が入らず

思うように表現できる道であることを

改めて願います。