向かい風の向こう側

忘れないように 誰かの心にずっと住めるように 一生懸命あがいてやろうと思います

EXO『Don't fight the feeling』は確かに<スペシャル>アルバムだ。

(最初にお断りさせていただくと、私は

カイペンではありますが、EXOについては

韓国で発売されたアルバムの全楽曲は

聴いているものの、ライブDVDについては

観たことがないものも多々あり、とても

EXO-Lとは名乗れないレベルのファンです。

全くとんちんかんなことを書いてしまう

可能性もありますがどうかご容赦くださいませ🙇)

 

 

完全体での活動までにはまだまだ

時間がかかる状況ではありますが

SMの帝王・EXOが2021年6月7日に

『Don't fight the feeling』で

カムバックしましたー!

 

 

 

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「宇宙船に搭乗するクルー達。

全員顔採用だが、いざ飛行を

開始してみたら全員歌や

ダンスやRAPがうまかったと

いう奇跡のハイカーストぶり。

若干1名中国採用のため

写真には写っていない。」

なんて、あっという間に

妄想でストーリーが描ける位に

6人(7人)しかいないけど、

EXOだー!EXOがカムバ

したぞー!感が溢れてる。

 

 

スペシャルアルバム、と

聴いた時、スペシャルとは?

ミニアルバムとの違いは?

と思ったんですが

 

EXOからEXO-Lへの

贈り物のようなアルバム

という意味合いで

確かにこれは<スペシャル>

アルバムだなあと思った。

フルアルバムのように

世界観ガチガチで攻め込んで

くるわけじゃないけど

スピンオフとしてちゃんと

ストーリー性のあるteaserが

日々投下されていたし

メインの緊急着陸モードでは

バグを起こした超能力設定で

オタクをザワつかせ、並行して

パラレルユニバースでは

オタク大歓喜のペアリングで

ワチャワチャEXOを堪能させて

くれた。

 

 

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きわめつけは、

EXO-SHIP SAGA という

WEBゲームのプロモーションまで

実施。ひと昔前のインベーダー

ゲームを彷彿とさせるような

懐かしい感じなのもよかったし

ファンがプロモーションに参加

することで新しいteaserが

観られるっていうのも面白かった。

(SHINeeもどんこるみ期に

SHINeeホットラインと名付けた電話番号に

ボイスメッセージが残せるARSプロモーションを

やっていたけど、あれも面白かったな。)

 

 

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超初期のゲームボーイを

思い出した😁

 

 

何よりも、このアルバムに

贈り物感を強く感じたのが

全5曲の歌詞がどれもこう

寄り添ってくれている感とか

励まされるような印象を

強く受けたから。

 

🎵本能の向かうままに進んで

君を止めたりするな

と歌う「Don't fight the feeling」を

はじめとして

 

苦しかったのに大丈夫なフリを

していたよねと気持ちを慮って

🎵이대로 훅 떠나도 돼

(このままさっと出発してもいいよ)

겁내지 마 맘 가는 대로

(怖がらないで 心のままに)

と歌う「훅!」(No Matter)。

 

例え前のようにはいかない日々でも

🎵그냥 네 옆자리를 지켜줄게
어디든 널 쭉 지켜볼게
낮이든 밤이든
네가 혼자 더 헤매지 않게
Baby I'll be there
내 옆에 널 지켜줄게

 

君の隣で見守ってあげる

どこにいても君をずっと

見守ってあげるよ

四六時中

君が一人でもっと迷って

しまわないように

僕はここにいるよ

隣にいる君を見守ってあげる

※かなり意訳です🙇

 

と優しく歌い上げてくれる

「지켜줄게」

(Just as usual)

 

 

どの曲も全部温かくて

力強くて、でも重すぎず

押し付けがましくなく

EXOなりの形でずっと隣で

寄り添ってくれるような

感覚をファンに与えてくれる

そんな優しいアルバムだなあ

と聴けば聴くほどに思う。

 

 

兵役対象が8人ともなると

どうしたって1年や2年の

軍白期では済まないし、これだけ

色んなKポグループが乱立して

いる中で、いくら大きなファンダムを

誇っていたと言えるであろう

EXOであっても、軍白期に

ファンが離れてしまうことも

どうしたってあると思う。

離れずにEXOを想い続けている

ペン達だって、どこかでいつも

寂しい気持ちを抱えながら日々を

過ごしている。その色んな気持ちを

EXOなりに受けとめて、なるべく

どの層も置いてけぼりにしない

ような、そんな気持ちをすごく

感じさせられるアルバムだなあと

思います。

 

 

いわゆる、賞レースを軒並み

制覇していた、という意味合いでの

全盛期のEXOがどうだったかは

わからないのだけど、私はEXOって

ファンとの距離の取り方が

絶妙だなと思う。人数が多いのも

あるのか、またbubbleやVLIVEと

いうコンテンツが比較的新しい

ものということもあって、こういった

媒体やSNSの活用は、グループと

してというよりメンバー個々人が

各々のペースで活用している感が

あるけれど、やっぱり

<We are one>と謳っているからか

どのメンバーからの発信を見てても

EXO-Lみーんなひっくるめて

サランヘ~💕みたいな、良い意味で

ライトにふわっと全体を包み込む

感じがある。動画コンテンツも、

SHINeeと違って日本語訳がつかない

ものも多い分、良い意味で諦めが

つくというか 笑 熱心に応援している

ファンの方達からしたら、それは

もうどんなグループであっても

俄かファンは大なり小なり疎ましさは

あるとは思うんだけど、手取り足取り

至れり尽くせり親切というわけでは

ないけど、門が開いているからあれ、

ちょっと覗いてみようかな?っていう

なんか入りやすさのようなものが

ある気がする。

メンバー同士も、仲はいいんだけど

変にベタベタしていない空気が漂って

いてなんか平和というか。どちらかと

いうと個人的には「全!力!」みたいな

パフォーマンスが好きだったりするん

だけど、EXOの場合はあの絶妙なユルさ

(パフォーマンスを手抜きしているというわけでは

ないのに何故かこう余裕を感じるんだよな)

が魅力なんだろうな。

 

そういうこう<気楽さ>のような

ものが今回のアルバムからも

伝わってきて、ああ、これは確かに

<スペシャル>アルバムという

位置づけだなあと納得。

 

 

すごく不思議だなあと思ったのが

過去の楽曲を聴いていた時は

聴き分けられていた、ベクとギョンスの

歌声が、たまにどっちかわからなかった

こと。よく聴けばわかるんだけど、

やっぱり全メンバーが参加している

状態のアルバムを一度聴くと、そこで

鳴る音の中からそれぞれの声を比較して

聞き分けてるから、比較対象が1人

いなくなるとその聞き分けを特に

新規ペンはゼロからまたやらないと

いけなくなるんだなと。しかも今

抜けているメンバーにジョンデがいると

いうのはすごい大きいと思った。

ジョンデのあのハイトーンボイスや

澄んだ声があって初めてEXOの

ボーカルラインが綺麗なトライアングル

として完成されているんだなって。

と書きつつも、ベクとギョンスの

ハモりに鼓膜が大歓喜しておりますが。

 

 

で、カイの歌割りが格段に増えたと

感じているんですが、そこの所

どうなんだろう?あの少し甘い、

高めのアンニュイな声質は変わって

いないけど、歌声が少し太くなって

安定感が増した気がする。歌い出しが

カイの曲もあったし。(あるよね?)

やっぱりソロのためにもめちゃくちゃ

ボイトレ頑張ったんだろうなあ。。

 

そして新米の私は、レイくんの声が

アルバムに入っていて、ベクや

シウちゃんとハモっているのを

聴いただけで胸アツでしたよ。。。

レイくんの声は甘いんだけど

発声した時に前にバーンと出る

力強さがあって、個人的にすごく

好きだなあと改めて思いました。

 

 

EXOはK-POP界のアイドルでは

恐らく中堅に属すると思うんですが

今回TeaserやMVのbehind見てても

なんかまだ、若々しくて。

SHINeeも十分若いなあと感じて

いたけど、やっぱりデビューが早くて

10年を超えてから兵役に入ったのも

あって、何とも言えない落ち着きが

ある。(まあSHINeeの場合、

ビーグルラインのような騒がしいメンバーが基本

いないというのもあるけど。ジョンくんは

昔の映像とか見ると1番キャインキャイン🐶

した感じではあるけど、EXOのビーグルラインの

ような収拾のつかない感 笑 はない)

 

そして、やっぱりSMが創り上げる

世界観、好きだなあと・・・

クリエイターの方のインタビュー集とか

あったら私絶対買うなあと思う位には

好きだなと、思いました。

SMは<コンテンツに関しては>←ここ強調

ファンの二次創作やMVの考察を受けて

SM側も新たに考えることもある、お互いに

影響し合って創っていくカルチャーが

あるらしい。コンテンツに関しては。

EXOの「Obsession」に関しても

EXO対X-EXOのストーリーは提示したけど

最後の惑星が燃えるシーンで、結局

どっちが勝利したのかはわからなくして

ファンに想像させることで反応を見て

いた部分もあるとのこと。ということは

もしかしてあのKWANGYA設定も

ファンの反応次第で描かれ方が変わって

いく可能性があるということ

なんだろうか🤔

 

 

まあKWANGYAは一旦脇に置くとして

EXOの『Don't fight the feeling』に

漂う明るさとか、まあ色々あるけど

楽しく行こうよ!的なラフさは

ありつつも、寄り添ってくれる感の

ある楽曲に少し救われたような

気持ちがあります。ファンは

好きなら追うし、不快や

無関心が好きや興味を超えたら

静かに去るしかないような

結局は一方通行な関係でしか

ないんだよなと基本的に私は

思っているのですが、それでも

ふとした時に置いてけぼり感を

新たに感じさせられてしまうと

やっぱり淋しさを憶えてしまう

我がままな生き物だと思うのです。

グループっていうのは奇跡的な

バランスとタイミングで成り立って

いるものだと思うから、色んなことが

あると思うし、なんかこう

空回りしたり道を間違えたり

どちらかが勘違いしてしまうような

そんな時もあると思う。でも今今日

このタイミングでは、私にとっては

EXOやカイというのは、ふと横を

見た時に(パフォーマンスやコンテンツという

形で)そっと寄り添ってくれるような、

そんな温かさをくれる存在だなあと

感じています。

 

 

しかしさ、KWANGYA(また言う)の上

疾走してること、次のアルバムで

どう回収してくんだろ。

まあ今回のアルバムはスピンオフの

ような立ち位置と考えたら、本筋に

KWANGYA設定が組み込まれることは

ないかもしれないけど。

KWANGYAが嫌ってわけではないの

だけど、なんというか・・・

正直ちょっとだけ・・・気持ち悪い😅

というのが本音。

 

 

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かわいいカイの写真で

気紛らわそうっと🍭