「あ、私この人のファンになったんだ。。」
スマホのフォトフォルダに気づけば沢山
保存されていたカイの写真を、ある日
眺めながら、ふとそう思った。
正直、カイに関しては
あの日あの時のあれがきっかけで
おちてしまった!!!
という、具体的且つ明確な理由が
ないんです。
気づいたら KAI🐻 っていうフォルダを
作ってた。
気づいたら毎日のように
カイの踊る姿を探しては魅入っていた。
とにかくカイの世界に触れたくて、
カイの踊っている姿を観たくて、
YouTubeで動画を漁りまくって、
EXOのDVDも買って。
重心重めでブレが少なく、基礎を
しっかり習っていたことがわかる
型の綺麗なダンス。
きっちりした、真面目さの伝わる踊り。
一見、面白味や個性がなさそうなのに
何だか目が離せない。
よくよく見ていくと、すごく独特で
「踊っている」というより
「世界を凌駕している」
感じすらある。
それぐらい、カイが踊ると
あっという間に
KAI WORLDがぱぁっと広がる。
感情移入が苦手な私だけど、カイの
ダンスを見ているとその世界に
迷い込んで魅了されて没入してしまう。
この、没入できる感覚が心地よくて
何度も味わいたくて、カイのダンスを
ずっと見続けている内に、
KAI WORLDの住人=カイペン
になっていた。
カイって、見続ければ見続けるほど
不思議な人だなあと思う。
あざといようですごく純粋。
あんなにSexyなパフォーマンスをするのに
ステージを降りたらキャッキャッと
恥ずかしそうにする。
話している人の目をじーっと見つめて
すごく真剣に話を聞いているのかと
思えば、結構そうでもない 笑
いじられるとふくれっ面になるのに
自分はそれはそれは楽しそうに
猛烈に人のことをいじる 笑
好きな人ほどいじる。
考え方はとても深く、大人。
言葉選びもとても素敵だけど
永遠の5歳児。
多分、ルーカスやマークよりも
子どもっぽい。
「この世界は俺のものだぜ!」
的なダンスをするのに、ガラスのハート。
悲しい時には本当にしょんぼりし、
感動するとぴえ~~~んと泣く。
EXOとして踊り歌う彼の姿を生で見たことは
まだないし、デビューして9年の歴史の中で
私が知っている彼なんて、ほーーーーんの
一角。知らないに等しい。
過ごしてきた時間を想って共に浸ることも
インラやVエプを通して、こんなことが
あったねなんて語り合うこともできない。
だけど、何故かそのことに負い目や淋しさを
限りなく感じないんです。
多分それは、カイがいつも言ってくれる
「ファンになった時期とか本当に関係ないです」
って言葉のパワーが1番大きい。
その上で
カイ自身がこれからもまだ、
KAIとして、1人の表現者として、
EXOでもソロでも
進化していきたい思いとか
踊り続けたい、ステージに立ち続けたいって
気持ちがあるんだろうなって、感じるんです。
未来を感じさせてくれる。
これから一緒に思い出を紡いでいける
時間があるって何となく思える。
新しい出会いに対して、アーティスト側が
開いてくれてるのを感じるから
だから、出会ったタイミングや
過ごしてきた時間の短さを憂うことより
未来を楽しみに思うことに、気持ちを
馳せられるんだろうなって思います。
私にとってKAIは、韓国の芸能人で
個人として初めてファンになった人。
K-POPの素晴らしさ、K-POPのアイドルの
魅力に気づかせてくれた人。
そして、どこか物足りない日々を過ごし
心を動かすことや、あきらめのような
気持ちでいた私の心に、彩りと喜びを
くれた、大切な大切な存在です。
これからもっとK-POPの世界を知って
色々な人に魅了されたとしても、
その道を切り開いてくれた初めての人は
一生変わらずに KAI なんだなあと思うと
KAIとの出逢いは、私の人生にとって
間違いなく宝物。
そう遠くない未来に兵役に就くことに
なるんだろうけど、会えない時間すらも
未来に繋がる時間にできたらいいな。
できるかな。
アジアの初恋・ニニ🧸