向かい風の向こう側

7ORDERとかK-POPとか。たまに美容ゴトなど雑多に色々。

7ORDER 2nd Single「GIRL」に思うこと(2020/5/30)

2020年5月22日(金)、7ORDERの結成1周年の日に2nd Singleが発売になった。

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本当は舞浜アンフィシアターという、このジャケ写にぴったりのなんともファンタジーな場所で彼ら7人全員が演じる2度目の舞台「GIRL」が5月16日~24日まで開演される予定だった。(席、すごい良席だったんだよな…)コロナで公演中止になってしまったんですが。

だからこのキービジュアルはその舞台「GIRL」の世界観を現したビジュアルになってる。前作にして7ORDER projectとしての初の舞台「7ORDER」がAZ法という遺伝子でランク分けされた世界でZランクとして生きる彼らが、

この腐りきった世界に自分たちの生きている証を残して革命を起こそうぜ!

というアグレッシブな熱量溢れまくりの内容だっただけに、初めてこの「GIRL」のキービジュアルを見た時は、こっちに舵を切ったか!的な新鮮さがあった。でも正直この衣装、あんまり好みじゃなくて…。自然界のものをモチーフにしたアクセサリーとか、淡い色使いとか可愛らしいんだけどね。でもあまりピンとこなかった。

CDが発売になることは、もう1周年のカウントダウンが始まっているぐらい直前でのお知らせだったんだけど、彼らの1st Single発売時に「最初で最後のCD」と聞いていた気がしてたので、CDという形態で発売されるんだ?!と驚いた。と同時にすごく嬉しかった。コロナで彼らが出演するはずだった個人舞台は軒並み中止、7人が大舞台でぶちかます大チャンスだったはずの関西コレクションも中止…で、現場がなくなってしまった今、配信だけじゃあまりに味気ない。古い人間なので、CDってジャケットや歌詞カード込みでその曲の世界観を受け取って味わえる醍醐味があると思っていて、それは便利なダウンロードじゃ絶対に味わえないから。それに彼らのことだからきっと何か意図があってのことだろうという期待もあった。

CDが手元に届く前、1周年記念として7人での生配信後に、「GIRL」のMVがYouTubeに公開された。私の推しである長妻怜央くんが描いた、7ORDERの公式キャラクターおだちゃんが、RPGのごとく冒険をしていくPOPでファンタジーな世界観のMVになってる。恐らく、コロナ禍で緊急事態宣言も出ていた中皆で集まってのMV撮影などは到底できなかったはずで、本来なら舞台の世界観とリンクさせて本人達も出演するMVに仕上がっていたはずだけど方向転換したんだと思う。

でも私は、このMVが大好きだ。

このMVには彼らの1年間の軌跡が至る所にちりばめられた仕掛けになっていて宝探しをしているような気分になれる上に、1年間を改めて振り返っていろんな想い出に浸りながら観ることもできる。ながつ(長妻怜央くん)はインタビューやコメント等でことあるごとに

「楽しいことも辛いこともありますけど」

と言う。

過去に彼らが在籍していたジャニーズ事務所で、Love-tuneというグループ名で活動していた頃からのファンならば特に、この1年は夢のような幸せな1年だったと思う人も多いと思う。

2018年初頭からじわりじわりと不穏な空気が漂い、ある日を境にまるでLove-tuneというグループはなかったかのように、各媒体から名前が消え、それを口に出すことは許されない無言の圧力も感じさせられ、7人でメディアに出ることもぱったりなくなった。その年の11月に5人が退所、美勇人くんが12月に退所、そして去年の3月に安井くんも退所した。

あの時期を思えば、グループ名こそ変われど全く同じメンバー全員でリスタートしてくれたこの1年は、夢のような幸せな1年だったと思うファンは大勢いると思うし、私自身もファンとして新たな経験を沢山させてもらった。

次々に決まる個人舞台や、MXテレビでの週1回のレギュラー番組「イケダンMAX」(現在はイケダン7)への出演、7人での舞台やオリジナルレーベルの設立、CD発売、ファンミーティング。公式SNS以外にメンバーによっては個人のSNSも開設してくれている。どれもが新鮮で嬉しくて楽しくて幸せだった。

でも、彼らからしたら今まで当たり前に出られていた雑誌には登場することができなくなり、慣れないSNSにチャレンジしてファンからやれもっと更新しろ、こんなグッズも発売してほしい等色々言われ、今までなら守ってくれていた大きな何かもなくなり(それと引き換えに手に入れたものもあるとは思うけど)ジャニーズというブランドやジャニーズ事務所所属のアイドルとしての彼らが好きだったファンはごっそり離れていった。もうアイドルという肩書を前面に出していない一方で、ファンの大半は前事務所時代からのファンが多い故の葛藤もあると思う。そう考えると多分こちらの想像以上に一生懸命目の前のことにチャレンジし続け傷付いたり悩んだり苦しんだり必死になったりしていたのかもしれない。その葛藤や感情の振れ幅の大きさみたいなものを、あのPOPで可愛い「GIRL」のMVを観ると感じさせられて、噛みしめるように何度も何度も観てしまう。と同時にこの1年をいま一度丁寧に振り返ってしっかり味わいたい気持ちが強くなる。

「GIRL」はあの頃のあなたに向けた歌でもあるし、今のあなたに向けた歌でもあると思う。過去を捨て去ったりなかったことにするんじゃなくてそれでもここから飛び立って新しい世界にもう行かなければならないんだっていう切なさや迷い、変化、強い意思、希望や明るい未来、いろんな感情が交錯してる。あなたがその新しい世界で見られる景色や夢にときめいたり喜んでくれたら自分たちも嬉しい。都合がいい解釈だと思うけどなんかそんな風に感じさせられる。

最年少の長妻くんよりも2回り近く年を重ねている私はGIRLとは冗談でも言えないけれど、彼らが追いかける未来や夢が叶う様を見届けられたら嬉しいし、その過程でミジンコばりに微力であっても少しでも力になれたら嬉しい。そして、私自身もいくつになっても夢を持つことや叶えようと頑張ること、信じることを忘れたくないな…と元GIRLは思うのでした。